まだまだ暑い9月、夏疲れにご用心
9月に入っても東京は真夏のような暑さが続き、体がだるい・食欲がない…という声も多く聞きます。
これは**「夏疲れ」**とも呼ばれ、発汗によるミネラル不足や、冷たいものの摂りすぎによる胃腸の弱りが原因です。
そんな時こそ、**ビタミンB群・ビタミンC・ミネラル(カリウム・マグネシウム)**を意識した食事で、体を内側から立て直しましょう。
夏疲れ回復に効く栄養素
- ビタミンB1:糖質をエネルギーに変える(豚肉、枝豆、玄米)
- ビタミンC:免疫力アップ&抗酸化(トマト、パプリカ、柑橘類)
- カリウム:むくみ予防&体温調節(きゅうり、バナナ、ほうれん草)
- マグネシウム:筋肉・神経の働きをサポート(海藻、ナッツ、豆類)
- クエン酸:疲労物質の乳酸を分解(梅干し、レモン、お酢)
レシピ① 豚しゃぶと夏野菜の梅ポン酢サラダ
材料(2人分)
- 豚ロース薄切り 150g
- トマト 1個
- きゅうり 1本
- パプリカ(赤・黄) 各1/4個
- 梅干し 1個
- ポン酢 大さじ2
作り方
- 豚肉はさっと茹でて冷水にとり、水気を切る
- 野菜は食べやすい大きさに切る
- 梅干しを叩いてポン酢と混ぜ、ドレッシングに
- 野菜と豚肉を盛り、ドレッシングをかける
栄養ポイント
ビタミンB1(豚肉)+ビタミンC(パプリカ)+クエン酸(梅干し)で疲労回復をサポート。
レシピ② 冷製トマトと枝豆のスープ
材料(2人分)
- トマトジュース(無塩) 200ml
- 枝豆(むき身) 50g
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩・こしょう 少々
作り方
- 枝豆は塩茹でして冷まし、薄皮をむく
- トマトジュースと枝豆をミキサーにかける
- オリーブオイル、塩・こしょうで味を調える
- 冷蔵庫で冷やして器に注ぐ
栄養ポイント
ビタミンC(トマト)+ビタミンB1(枝豆)+良質な脂質(オリーブオイル)でエネルギー代謝を促進。
レシピ③ バナナとヨーグルトのミネラルスムージー
材料(1人分)
- バナナ 1本
- プレーンヨーグルト 100g
- 牛乳または豆乳 100ml
- はちみつ 小さじ1
作り方
- 材料をすべてミキサーにかける
- グラスに注いで完成
栄養ポイント
カリウム(バナナ)+タンパク質(ヨーグルト)+カルシウムで、筋肉と神経の働きをサポート。
今日からできる夏疲れ対策
- 冷たい飲み物ばかりでなく、常温や温かいものも取り入れる
- 1日3食、少量でもバランスよく
- クエン酸やビタミンB群を意識して摂る
まとめ
残暑が厳しい今こそ、**「涼しくて食べやすい+栄養満点」**のレシピで夏疲れをリセットしましょう。
今回の3品は、火を使う時間も短く、忙しい日でも作りやすいのが魅力です。
体の中から元気をチャージして、秋を迎える準備を始めましょう。
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